記事 2026-11-01
宿題が一瞬で終わる子は、大丈夫なのか

本当にできている場合もあります。ただ、危ないパターンが一つあります。問題を解かずに、解説を眺めて終わっている場合です。見ている本人は「分かった」と感じます。そして、それでも復習テストは取れてしまいます。復習テストは習った問題の数値を替えたものだからです。解説の形を覚えていれば、数字を入れ替えるだけで点になります。
見分けるのは、公開テスト
復習テストでは見抜けません。見抜けるのは公開テストです。宿題が一瞬で終わっていて、復習テストは取れていて、公開テストで取れていない。この三つがそろっていたら、宿題は作業になっています。解説を眺める時間は勉強に見えますが、何も積み上がっていません。
Apxs の授業では
授業中に発問します。解けている問題についても、「なぜその解法を選んだのか」を聞きます。解説を眺めただけの子は、ここで止まります。止まったところが、本当に分かっていなかったところです。そこから、自分の言葉で説明できるようになるまで付き合います。同じ問題でも、本質が分かっていないと解けない形に変えて出し、再三にわたって確認します。教材が Base でも Classic でも、Genesis でも、これは同じです。
宿題は、終わらせるためのものではありません。分からない問題を見つけるためのものです。一瞬で終わる宿題からは、分からない問題が出てきません。
良くなると、宿題にかかる時間は、むしろ増えます。分からない問題で止まり、付箋を貼り、授業に持ってくる。宿題が一瞬で終わらなくなったら、それが変わり始めた印です。